無動寺谷の行者道
比叡山ならではの道といえば回峰行者が歩く行者道。
・・・といっても特別な道ばかりではありません。
観光客がたどる堂から堂への道も含まれています。
それでも山中の小道がやはり行者道のイメージに合いますね。
そこが東海自然歩道になっていたりします。
そのほんの一部が坂本ケーブル延暦寺駅から無動寺谷への道。
明王堂までなら下り一方でわずか700m。
根本中堂からでも約1.5km。
険しい坂も少しはありますが、大半は歩きやすいのです。
杉木立をくぐると片側が開けた明るい山腹道に出ます。
雑木の斜面を眺め、野鳥のさえずりを耳にしながら歩けます。
丹後 旅館を訪れる観光客にも人気があります。
時間によっては、その道に箒の目が残っているのを見つけてびっくり。
毎朝、ケーブル駅までの道を若い修行僧たちが掃き清めているといいます。
すがすがしい気分でらくに歩けるこの道は、歩くだけではない行者の行が少しは感じられる道でもあります。
往復しても約40分のこのコースは平日でも明王堂や弁天堂への参拝者、ハイカーなどがちらほら程度は通っていますが、もっと山中の行者道へ入る場合、女性などは複数での行動を心がけてほしいですね。